コラム26〜30
悩むことと考えること
“悩む”ことと“考える”ことは全く違います。
多くの人はそれを混同しています。
悩んでいるだけなのに、私はいつも考えていると思っている人がいます。
「あ〜でもない、こうでもない。」と同じような事を、同じような内容で堂々巡りしているのは、考えている(頭の中で論理的に処理している。)とは言えません。
それは考えているというよりも“悩んでいる”状態です。
そこには生産性はありません。現実を変えるエネルギーは生まれません。
あなたとあなたの人生を再創造するパワーはいつまでたっても生まれて来ません。
半年や一年なら、まだ良いとしても、10年20年も同じようなことを「あ〜でもない、こうでもない。」と悩んでいるようなら、早急にそこから脱出しなければなりません。人生はそんなに悩んでいられるほど長くはありません。
いくら悩んでも、悩むことからエネルギーは生まれません。エネルギーが生まれないのですから、悩む人というのは行動が出来ません。そして行動出来ないといつまでたっても現状は変わりませんから、出口の無い悪循環に陥ってしまうのです。
あなたはどうでしょうか?
“悩んでいる”だけなのに“考えている”と錯覚していませんか?
もしこれを読んでドキッとされているのでしたら、一日も早くその世界から脱出してください。
“思考”と勘違いしている“悩み癖”の世界から脱出して、現実を変えるための行動するエネルギーを生み出しましょう。
一寸先はバラ色
あなたは一寸先は何色だと思いますか?
白? 灰色? 闇? バラ色?
実際には、一寸先のことは誰にも分かりません。
思いもかけない大金が手に入るかもしれないし、あなたに向かって車が突っ込んで来るかもしれません。素晴らしい出会いがあるかもしれないし、強盗に遭うかも知れません。
良くも悪くも、一寸先には無限の可能性がある訳です。
そしてあなたは、「一寸先は闇だ。」と思うことも「一寸先はバラ色だ。」と思うことも出来ます。
どちらを選択するのもあなたの自由です。
でもあなたが幸せに生きたい、成功したいのであれば、私は後者をお勧めします。
「一寸先はバラ色だ。」と思っているだけで心は軽くなって気分は良くなります。そしてその思いが現実化していきますから、現実に良いことが起こる可能性が高くなります。
・・・さて、賢明なあなたはどちらをお選びになりますか?
大人は自由?
赤ん坊の心は自由です。天真爛漫という表現がよく似合います。
でも残念ながら大人になるにつれて、多くの人の心は不自由になっていきます。
小さい頃からの刷り込み、知識、経験、常識、世間体、思い込み、決めつけなどによって良くも悪くも“心の枠”や“思考の枠組み”が出来上がっていきます。
「こうあるべきだ。」
「それが常識だ。」
「世間体がある。」
「人生はこう生きるべきだ。」
「私には無理だ。」
「それは駄目だ。」
そうして心も頭の中も見えない“枠”でがんじがらめになっている人がいます。
決まった枠の中でしか感じられないし、発想できないし、考えられないのです。
しかし心と頭が見えない枠に閉じ込められている限り、あなたはあなたらしく自由に生きることは出来ません。あなたの心と頭が感じたり考えたりするその通りに、あなたは“生きる(行動する)”からです。
大人になっても自由に生きている人は、心と頭が自由な人です。
そういう人は幾つになっても気持ちが若く好奇心に溢れ、毎日が充実しています。
幾つになっても子供のような自由な心を持った人こそ人生の達人なのです。
最速で成功する方法
一番早く成功する方法は・・・成功者の真似をすることです。
これを“モデリング”と言います。元々は臨床心理学で使われる言葉ですが、ここでは成功哲学の一つの手法としてご紹介しましょう。
しくみとしてはいたってシンプルです。
成功者の考え方や行動を見て、それをそっくり真似るのです。
当たり前の話ですが、成功者は成功する考え方をして、成功する行動をしたから成功したのです。それを真似ることによって、余計な回り道をせずに成功することが出来ます。成功者が5年かかって成し遂げたことを1年で達成出来るかも知れません。
成功者の考え方・気持ち・行動・言葉・姿勢・信念・座右の銘・趣味・嗜好品・・・などなど。徹底的に成功者の真似をしてみるというのも一つの方法です。
成功者が失敗を繰り返しながら何年もかかって作り上げたノウハウを、わずか1日の講習で学習出来るということが現実にあります。
そのノウハウを誰のサポートもモデリングも無しで、自分だけで作り上げる作業をちょっと想像してみてください。・・・なんとも気の遠くなるような話ですね。しかも自分だけでやって成功できるという保障もありません。><
「私は結果よりも経過を重視する。」「自分なりのやり方を貫きたい。」という方には、無理にお勧めはしません。でもモデリングは成功するための強力な手法の一つですので、頭の中ではぜひ覚えておいてください。
ライフデザインコンサルティングが日本を変えた
あなたは坂本龍馬という人物をご存知ですね。
そう、江戸時代末期の混迷する日本を再創造した人物です。
しかし彼は、土佐藩を二度も脱藩した一介の素浪人でした。
下級武士の家に生まれ、特に高度な教育を受けたわけでもありません。
勿論、権力も金もなくあちらこちらを居候していた住所不定の人物です。
そんな龍馬がどうして日本を再創造させることが出来たのでしょうか?
多くの人を動かすことが出来たのは何故なのでしょうか?
私はこれまでに一万人の人間やその生き方を研究してきました。
坂本龍馬という人物についてもいろんな角度から検証してみました。
その結果、驚くようなことが分かったのです。
龍馬が多くの人を動かし日本を再創造させることが出来た理由は、彼の人間的な魅力も勿論ですが、もう一つの重要な要素は彼のコミュニケーション能力にあることが分かりました。
そして龍馬がとったコミュニケーションの手法が、まさにライフデザインコンサルティングの手法だったのです。
抽象的なことを言っていても分かりにくいので、彼のコミュニケーション方法を具体的な例を挙げてお話しましょう。(端的な言葉で表現していますので、ご了承ください。)
龍馬 『おぬしは今の日本をどう思っとるんじゃ?』
“相手の思い”を引き出すカウンセリングの手法。
龍馬は、言い争うことを好まず相手の話をよく傾聴して、相手の心や頭の中を整理させたり助言をしたりしていました。今で言うカウンセリングです。これによって相手との間で信頼関係、協力関係を築いていったのです。
龍馬 『じゃあ、おぬしは日本をどうしたいんじゃ?』
適切な質問を返すコーチングの手法。
龍馬は相手を無理やり説得するというようなことはしませんでした。そんなことをしても相手に恨まれるだけだと彼自身が言っています。龍馬は見事なコーチングによって、相手のやる気やリソースを引き出し、エネルギーのベクトルを合わせていったのです。
龍馬 『そのためにはこういう方法があるがどうじゃ?』
全体を分析した上で提案をするコンサルティングの手法。
龍馬は薩摩でも長州でも幕府でもない、日本全体を見ていました。そして世界の中の日本を冷静な目で分析していました。だからこそ当時の日本に最もふさわしい提案をすることが出来たのです。そしてその案を、カウンセリングとコーチングと併せて提案したからこそ、薩摩、長州、幕府のキーパーソン達の気づきやリソースを引き出して、最良の具体的な行動を促すことが出来たのです。
このように龍馬は、カウンセリングでも、コーチングでも、コンサルティングだけでもない、それらを統合したライフデザインコンサルティングという手法を用いて、人々の意識を変え、エネルギーの方向性を整えて、具体的な行動を促したのです。その結果として、世界中から奇跡の革命と賞賛された“明治の無血革命”が成し遂げられたのです。
龍馬自身の言葉でもあるように、彼は議論することも無理やり説得することも好みませんでした。
議論せずに、無理やり説得することもなく、相手のリソースを引き出しやる気にさせて、具体的な行動を促し結果を出すコミュニケーション術、それがライフデザインコンサルティングの手法なのです。
最後に、私が好きな龍馬の言葉をいくつかご紹介します。
- もし議論に勝ったとしても相手の名誉を奪うだけで、人の生き方は変えられない。
- 相手を説得する場合には、激しい言葉をつかってはいけない。結局は恨まれるだけで物事は成就できない。
- 世の中の人は何とでも言え、我がなす事は我のみぞ知る。
- 死ぬときは、たとえどぶの中でも前向きに倒れて死ね。
- 衆人がみな善をするなら、おのれ一人だけは悪をしろ。逆も、またしかり。英雄とは、自分だけの道を歩くやつの事だ。
- 「おれは日本を生まれ変わらせたかっただけで、生まれ変わった日本で栄達するつもりはないぜよ。」
- 日本を今一度洗濯いたし申し候。







