坂本龍馬
ライフデザインコンサルティングが日本を変えた
あなたは坂本龍馬という人物をご存知ですね。
そう、江戸時代末期の混迷する日本を再創造した人物です。
しかし彼は、土佐藩を二度も脱藩した一介の素浪人でした。
下級武士の家に生まれ、特に高度な教育を受けたわけでもありません。
勿論、権力も金もなくあちらこちらを居候していた住所不定の人物です。
そんな龍馬がどうして日本を再創造させることが出来たのでしょうか?
多くの人を動かすことが出来たのは何故なのでしょうか?
私はこれまでに一万人の人間やその生き方を研究してきました。
坂本龍馬という人物についてもいろんな角度から検証してみました。
その結果、驚くようなことが分かったのです。
龍馬が多くの人を動かし日本を再創造させることが出来た理由は、彼の人間的な魅力も勿論ですが、もう一つの重要な要素は彼のコミュニケーション能力にあることが分かりました。
そして龍馬がとったコミュニケーションの手法が、まさにライフデザインコンサルティングの手法だったのです。
抽象的なことを言っていても分かりにくいので、彼のコミュニケーション方法を具体的な例を挙げてお話しましょう。(端的な言葉で表現していますので、ご了承ください。)
龍馬 『おぬしは今の日本をどう思っとるんじゃ?』
“相手の思い”を引き出すカウンセリングの手法。
龍馬は、言い争うことを好まず相手の話をよく傾聴して、相手の心や頭の中を整理させたり助言をしたりしていました。今で言うカウンセリングです。これによって相手との間で信頼関係、協力関係を築いていったのです。
龍馬 『じゃあ、おぬしは日本をどうしたいんじゃ?』
適切な質問を返すコーチングの手法。
龍馬は相手を無理やり説得するというようなことはしませんでした。そんなことをしても相手に恨まれるだけだと彼自身が言っています。龍馬は見事なコーチングによって、相手のやる気やリソースを引き出し、エネルギーのベクトルを合わせていったのです。
龍馬 『そのためにはこういう方法があるがどうじゃ?』
全体を分析した上で提案をするコンサルティングの手法。
龍馬は薩摩でも長州でも幕府でもない、日本全体を見ていました。そして世界の中の日本を冷静な目で分析していました。だからこそ当時の日本に最もふさわしい提案をすることが出来たのです。そしてその案を、カウンセリングとコーチングと併せて提案したからこそ、薩摩、長州、幕府のキーパーソン達の気づきやリソースを引き出して、最良の具体的な行動を促すことが出来たのです。
このように龍馬は、カウンセリングでも、コーチングでも、コンサルティングだけでもない、それらを統合したライフデザインコンサルティングという手法を用いて、人々の意識を変え、エネルギーの方向性を整えて、具体的な行動を促したのです。その結果として、世界中から奇跡の革命と賞賛された“明治の無血革命”が成し遂げられたのです。
龍馬自身の言葉でもあるように、彼は議論することも無理やり説得することも好みませんでした。
議論せずに、無理やり説得することもなく、相手のリソースを引き出しやる気にさせて、具体的な行動を促し結果を出すコミュニケーション術、それがライフデザインコンサルティングの手法なのです。
最後に、私が好きな龍馬の言葉をいくつかご紹介します。
- もし議論に勝ったとしても相手の名誉を奪うだけで、人の生き方は変えられない。
- 相手を説得する場合には、激しい言葉をつかってはいけない。結局は恨まれるだけで物事は成就できない。
- 世の中の人は何とでも言え、我がなす事は我のみぞ知る。
- 死ぬときは、たとえどぶの中でも前向きに倒れて死ね。
- 衆人がみな善をするなら、おのれ一人だけは悪をしろ。逆も、またしかり。英雄とは、自分だけの道を歩くやつの事だ。
- 「おれは日本を生まれ変わらせたかっただけで、生まれ変わった日本で栄達するつもりはないぜよ。」
- 日本を今一度洗濯いたし申し候。






